本泉寺ではいつも彼岸の入りの日に法要を行っています。今年は3月17日(月)でした。
平日にもかかわらず、およそ120人もの皆様がご参拝下さり、ご先祖への祈りを捧げられました。ありがとうございました。
お彼岸とは本来、私たちがより良く生きるための修行期間です。
良く生きる、とはいったいどうすればよいのでしょうか??
究極的には「慈悲の心を養い、人を安心させる生き方をする」というのが答えですが、そのために仏教は「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という6つの修行を提案しています。
「布施(世のため人のために尽くすこと)」
「持戒(いつもよい心構えであるように気を付けること)」
「忍辱(辱めを受けても、心を寛容にして堪え忍ぶこと)」
「精進(不断の努力をすること)」
「禅定(心を落ち着けること)」
「智慧(物事を判断し見極める知恵を持つこと)」
という6つです。
お彼岸のあいだはもちろん、それ以外の時でも、
この六波羅蜜を思い出して、自分の現在をちょっと確認してみてはいかがでしょうか。