2月1日13時から節分星祭りの法要を行いました。
寒さの中、50人以上の熱心な檀信徒の皆さんがご参加くださいました。
読経の後、ひとりずつ厄除けのお祓いをし、そのあと住職から少しお話をさせていただきました。
そのあと、それぞれのお札とご供養の巻き寿司をお持ち帰りいただきました。
住職の話の概要:
今日はこの法要の後、厄除けのお札をお持ち帰りいただきます。
「厄除けのお札をもらったからもう大丈夫。あとは好き放題に暮らそう」ということではいけません。
皆さんはこのお札を授かったのであり、授かったからには仏様に約束をせねばなりません。
仏教徒として仏様のように人に安心を与える生き方をする、という約束です。
これは具体的には、先程読んだお経に書いてあるように「六波羅蜜(ろくはらみつ)」を守って生きるということです。
六波羅蜜とは
「布施(世のため人のために尽くすこと)」
「持戒(いつもよい心構えであるように気を付けること)」
「忍辱(辱めを受けても、心を寛容にして堪え忍ぶこと)」
「精進(不断の努力をすること)」
「禅定(心を落ち着けること)」
「智慧(物事を判断し見極める知恵を持つこと)」
という6つの守るべき課題です。
今日からお札を見たときにはちょっと六波羅蜜を思い出して、それにかなう生き方を心掛けてみてください。そうすることで皆さんの周囲には安心と平和が広がり、厄は自然と遠のくでしょう。