日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年
日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年

お寺だより

2023年9月28日
お彼岸の本当の意味
9月20日の夕方4時から、本泉寺の本堂でお彼岸の施餓鬼法要を行いました。
本堂が満席になる程、多くの皆様がお集まりくださいました。
お経をあげ、お塔婆を一つ一つすべて読み上げたあと、皆様にお焼香していただきました。
ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
法要の後、住職からお彼岸について短くお話をいたしました。
以下はその要約です。
お彼岸にはお墓まいり、というのが一般的な習慣となっていますが、本来、お彼岸とは何かご存じでしょうか?
お彼岸は春分の日、秋分の日からそれぞれ1週間の期間を指します。
この1週間は私たち生きている者が「修行する」期間です。
生前からずっと私たちのこと見守ってくれているご先祖を安心させるような、良い生き方をする修行、です。
ではその「良い生き方」をするにはどうすればよいのでしょうか?
そのお手本となるのが宗教です。
仏教に限らず、すべての宗教の目指すゴールは一つ、
「慈悲の心を身につける」
です。

その修行をするのがお彼岸の1週間です。お墓参りをしたり、ご先祖を供養するのはそれ自体がゴールではなく、修行の一環なのです。
どうぞこのお彼岸は、このことを心にとめて、良い生き方をしているか、自らを見つめてみてください。
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本泉寺がエフエム伊丹でお送りしているラジオ番組でも、お彼岸についてお話ししました。
下記リンクからぜひお聞きください。


ラジオでの放送を聞き逃した場合でもYoutubeで聞くことができます。

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