仏教は「いかに今を良く生きるか」を説く教えです。
本泉寺はこの原点に立ち返り、誰もが穏やかな心で安心した毎日を過ごし、より良く今を生きられるように、様々な活動を通じて仏様の教えを広めています。
時代は変わりつつも、依然としてこの世界には、様々な差別が存在しています。人種や性別、血筋や地位等といった様々な差別があり、残念ながらそんな事で、他人を判断してしまう様な人もいます。
しかし人として本来大切な事は、そんな事ではなく、「その人は何をしたか」という事です。
お釈迦様は「ただその人の行いを見よ」と仰っておられますが、人にとって重要な事は人種や性別、地位などの肩書きではなく、「何をしたか」という行為です。行為によってのみ、私達は高尚な人にもなり、低俗な人にもなります。
「自分は何をしたか」を改めて考えてみる時間を作ってみてはいかがでしょう。宮本観靖