仏教は「いかに今を良く生きるか」を説く教えです。
本泉寺はこの原点に立ち返り、誰もが穏やかな心で安心した毎日を過ごし、より良く今を生きられるように、様々な活動を通じて仏様の教えを広めています。
「適当に過ごす」と聞けば、だらだらと自堕落に過ごすことかと思われがちですが、本来「適当」という意味は、程度がちょうど良い状態、それがふさわしい状態を言います。
心も体も、しんどくなり過ぎず、怠け過ぎず、心身共に健康な状態で過ごすことが大切です。その為に適当な状態、すなわち心と体にちょうど良い生活を過ごす事が、とても重要です。心身が張りつめ過ぎていれば、それをほぐし、だらけ過ぎていれば緊張感を持たせる様に、自身の生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。宮本観靖