仏さまの教えは「いかに良く生きるか」を説いた、生き方のガイドです。本泉寺はこの教えを皆さまと分かちあい、実践することを活動の軸としています。宗教的な因習などの表面的な形式だけを整えることには捕われません。
お寺とは日常の慌ただしさからしばし離れて、誰でも仏様の前で心を安らげることができる場所です。本泉寺は子供から大人まで誰もが気軽に立ち寄り、ホッと安心することができる場になるように努めています。
世間では「お寺は敷居が高く入り辛い」「お寺に行っても疑問や不安の解決にはならない」と思われがちです。本泉寺は、まず出来る限り敷居を下げ門戸を開かせて頂きました。
ちょっとした「疑問や不安」があるとき「今更聞けない質問等ありましたら是非一度お越し下さい。
例えば
「従来の葬儀を執り行う必要があるのだろうか?」
「遠方に在るお墓や仏壇をどうしよう?」
「子育てで悩んでいるだけど?」
等々、職員一同、時には専門家を交えて全力であなたの疑問や不安を解決いたします。
我々は皆様方に「安心をお届けする
ことによって皆様方の生活向上を考えると同時に本泉寺を「伊丹市民の誇り」「心のふるさと」と親しまれるような寺院に発展させていきたいと思っております。
本泉寺は永禄3年(1560)、伊丹の地に創立されました。戦国時代の只中、織田信長と今川義元との桶狭間の合戦があった年です。
戦国時代の武士の孤児である慈雲院日栖上人が、戦死者を弔う墓所に庵を立てたことに始まり、昔は中本山として4ケ寺の末寺を擁する大寺だったと伝えられています。
元禄9年(1696)には現在地に本堂を建立し、以来様々な火災、戦災を免れたこの本堂と共に今日に至るまで常に伊丹の人々と歩んできました。