先日、とあるご婦人から「うちの主人はたまに家を掃除したら、「しておいたから」「きれいやったやろ」ってわざわざ言うの。私は毎日やっているのに」というお話を伺いました。
なかなか耳の痛い話ですが、人は自分がした行いに対して、「認めてほしい」「感謝してほしい」という思いがあり、そしてその言葉が無ければ、不満が募ってくるものです。その不満のせいで険悪な雰囲気になってしまう事もあるでしょう。
その不満を消す為には、逆に「自分がしたいからしている」と思ってみてはどうでしょう。「してあげている」の思いを無くせば随分と心は軽くなるはずです。
そしてもちろん、してもらった事には、きちんと感謝を伝えて下さいね。宮本観靖