日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年
日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年
お寺だより
2025年2月1日

一人で強く生きなくて大丈夫

「私は無宗教」という人が増えています。
科学と経済が万能の現代、個人個人が拠り所なくばらばらに生きるようになりました。
でも人間は一人では生きられません。
分断と孤立を乗り越え、みんなで楽しく生きる方法は、実は宗教が教えてくれます。
今回の放送では、そんなお話を、楽しいおしゃべりでお届けします^^
●●●●●放送のポイント●●●●●
無宗教の日本人 …のはずが、クリスマスを祝い、大晦日にはお寺で鐘撞き、お正月は初詣。みなさん宗教大好きですね。笑
宗教とは、物事の善悪や、生きる意味など、基本的なものの考え方を教えるもの。
宗教心がないと、好き勝手なことをして、まわりに迷惑をかけることを何とも思わなくなります。最近問題になっている闇バイトに手を出してしまう若者などは、その典型です。
「無宗教」とは、実は、善悪を判断するものさしを持っていない、ということで、決して自慢できることではありません。宗教心は案外大切なものなのです。
宗教の最終目的は、世界平和です。その第一歩として、まず自分の行いから正さねばなりません。
自分がまっすぐに生き、それをまわりに派生させましょう。
その際、生き方のお手本となるのが神サマ、仏サマです。
宗教とは、単に神仏の存在を信じることではありません。彼らの教えにちょっと耳を傾けて、より良く生きようとするその姿勢が大切です。

イメージ写真 仲良しの小鳥

無宗教の人は、
「何にも頼らずに自分の力で強く生きていくんだ」
というふうに考えていると思います。
でもそれは無理なこと。
ちょっと病気になっただけでも、どれだけ人の助けが必要になることか。
人間は一人では生きられませんし、それでいいのです。
その上で、気持ちよくお世話になったりお世話したり、みんなで仲良く生きるために、どう生きたらいいかを考えましょう。
神サマや仏サマがお手本を示してくれています。
無宗教はお葬式の時だけにして(笑)、
普段は宗教心を大切に生きてみませんか?


>YOUTUBEで放送を聞くことができます。コチラからどうぞ!
一人で強く生きなくて大丈夫

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