日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年
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今週のことば

2024年11月20日
充実していないから悪口を言ってしまう

他人の失敗や気に入らないところ、ついつい悪口を言ってしまいがちですよね。そんな時の心の状態を、鎌倉時代の高僧、明恵上人は「他人の過ちを悪く言ったり、面白がってからかったりする時は、自分の徳がないときだ」と仰っています。
徳を失い、心が寂しい時ほど他人の失敗を面白がって、からかったりする気持ちが心に入ってきます。いわゆる「魔が入る」という状態です。
反対に心が充実していれば、他人の過失なんかに気が向かいません。他人の悪口を言っている時、そんな気持ちが心に湧いてきた時、それは自分自身の心を振り返り、見直す時なのかもしれません。宮本観靖

充実していないから悪口を言ってしまう