日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年
日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年

お寺だより

2020年4月20日
最近のお参り事情。

テレビをつけると。「コロナ」で本当に心落ち着かない毎日が続いています。そんな中での本泉寺の近況ですが・・・。野球やお相撲で「無観客試合」とかよく耳にしますが、お寺でも最近はお檀家さんのご依頼で。いわゆる「無参拝法事」「無参拝回向」をよくしています。予想外の展開でした。皆さんのお話をお聞きしてみるとやはり、「年忌の年の祥月命日である。」ことにこだわりがあられるようで故人の方への思いが伝わってきます。生活様式をはじめ。この度の「コロナ」もそうですがどんどん私たちの周りの状況はめまぐるしく変わっていきます。そういった中で何事も形式にとらわれる必要はないと思います。日頃より和尚が申しておりますが、ご先祖様はいつも私たちを見守って正しく生きているかと心配されています。法事をしようという優しい思いをご先祖様はみておられます。人数が少ないとか場所の問題ではなく、やむ負えない事情で本堂に来れなくても読経している和尚の後ろには皆さんの思いはしっかり存在しているでしょう。形式通りでなくていいのです。そこに「想い」がちゃんとあるならば。  内藤和子

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