日蓮宗 本泉寺 伊丹とともに450年
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お寺だより

2019年4月20日
教えて和尚さん(1)「仏教とは?」


私、これまでの生活でお寺に行くことはあまりなくて、年に数回、初詣とかお墓参りの時ぐらいです。お寺と神社って似ているような気がするし、違いがよくわからないのですが、そもそもお寺とか仏教って何なんでしょうか?


仏教とはひと言でいうと「人生の生き方ガイド」です。
日々の暮らしの中でいろいろな悩みや不安、怒りが起こります。それらに振り回されず、安心して生きるためにどうしたらいいか、その方法や知恵を集めたものが仏教です。

怒りに心が乱れるとき、
悲しみに打ちひしがれるとき、など、
個別の問題に合わせて答えが用意されていて、「こんな時はこうすればいいよ」と教えてくれます。いわば「悩み事相談」ですね。

お経を唱えたり、手を合わせたりして「今年も元気に過ごせますように」とかそういうお願いをかなえてくれるのが仏教かと思っていました。

仏教は願い事をかなえるおまじないではありません。笑
その人その人の苦しみに合わせて、仏さまはひとつひとつ対処法を話されました。それが仏教の教えであり、その記録がお経です。
仏教を信じるとは、仏様をお手本にして自分も良く生きようと決意することです。

そうなんですか!これまでお願い事ばかりしてました…。汗
それにしても、悩みや苦しみへの対処法とは、具体的にどのようなものなんでしょうか?それを知って、毎日ハッピーになりたいです!

あらら。ちょっと違うような…。笑。
まあ、そう簡単に事が運ぶか分かりませんが、お話は次回記事「不安なく生きる方法」に続きます。お楽しみに!

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